337 12月3日 Ⅱ歴2Ⅰヨハ2ナホ1ルカ17

歴代誌第二2章……ソロモンは在留異国人の男子を、主の宮と王宮を建築するために徴用しました。これはソロモンの栄華のなせるわざでしたが、そのようにソロモンが徴用したことの是非とは別に、在留異国人という弱い立場の者が、神の宮、そしてダビデ王朝の宮殿を立てる働きに携われたことは、大いなる栄光といえなかったでしょうか。私たち、この地上の寄留者も、この地上に遺せる働きは、目に見えるような消えゆくものであってはあまりにもむなしいです。私たちは信仰をもって地上に主の共同体を立てる働きに携わるとき、その人生にはじめて主にある意味を持ちます。

ヨハネの手紙第一2章……だれかに教えてもらう必要がない、ということばは、表面的に読むと誤解するかもしれませんが、これは、教会の共同体(公同の教会)の外で勝手な教えを説く者に教えてもらう必要はない、教えてもらってはならない、ということです。同時に、教会という共同体の中には聖霊が働き、聖霊の油注がれた(聖霊の満たしのある)教師が教えているわけで、その教えを教会において受けることが、御子のうちにとどまるということです。それが御子のうちにとどまることになるのは、教会とは御子キリストのからだだからです。私たちは教会にとどまって、しっかり教えられながら成長しましょう。

ナホム書1章……主は、ご自身の民に敵対する者によって民が大いなる痛手を受けたとき、そのような目に合わせた者に対し、大いなる復讐をなさるお方です。私たちは主に属する者であるという、ただそれだけの理由で、理不尽な攻撃や迫害にあうものです。しかし、それで終わりではありません。主は私たちの敵に復讐してくださり、私たちを救い出してくださいます。

ルカの福音書17章……神の国は目に見える形では臨まない、あなたがたのただ中にあるとイエスさまはおっしゃいました。政治的な国家は神の国とはなりえません。しかし、私たちがみことばにしたがって神と人を愛するとき、そこに神の国、すなわち、神さまが王となって統べ治めてくださる、平和の御国が実現します。私たちは神の国がますます自分たちの間に実現するように祈りましょう。

<祈りの課題>今日も私たちが神の国を実現する働きに用いられますように。

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