210 7月29日 士12使16エレ25マコ11

士師記12章……エフタはイスラエルの中のもめ事を暴力的な方法で解決しようとし、それは内輪もめの様相を呈していました。その解決には時に大量虐殺が伴い、ここにエフタの残忍さを垣間見ることができます。主の民のリーダーにほんとうにふさわしいかどうかは、このように内輪に問題が起こったときどのように対処するかにかかっており、その対処は時に、リーダーの人格がみこころにかなっているかどうかをあぶりだしにします。私たちのリーダーの人格陶冶のために祈ってまいりたいものです。

使徒の働き16章……マルコと決別したパウロにとって、宣教旅行の途上でのテモテとの出会いは「天与の出会い」ともいうべきものでした。マルコの育成にいわば「失敗」した分、パウロは特別な愛情をこめてテモテを育成したに違いありません。私たちにもそのような「師弟関係」を築ける人が与えられるように祈ってまいりましょう。

エレミヤ書25章……主の与えられた地にとこしえに住むことができる条件は、主の御声に聴き従うことです。しかし、神の民はそれを拒み、偶像に仕えるという選択をしたゆえ、主は彼らをご自身の約束の地から移されました。私たちがこのことから学ぶことは、主は侮られるお方ではない、私たちの不従順の罪は必ずその実を極めて不利益な形で刈り取らされる、ということです。私たちはそのことを本気で信じて、主を恐れていますでしょうか?

マルコの福音書11章……祈ったらそうなるという信仰のとおりにかなうことについて。イエスさまはこのとき、神の時を知らずにいたために滅ぼされる御民になぞらえ、いちじくの木にみわざを行われました。祈りが聞かれたのは、まさにそのようにみこころがあらわされるためであり、人間的な欲望を叶えるためではありませんでした。私たちの祈りを聞いてくださる方は全能のお方ですが、だからといってなんでも祈れば聞いてもらえるのではありません。聞いていただけるのは、みこころにかなう祈りです。ゆえに私たちは的を外さない、みこころにかなう祈りをささげる必要があり、私たちはみこころをつねにみことばから学ぶことで、聞いていただける祈りをささげるのです。

<祈りの課題>よい師弟関係を築ける人に出会いますように。

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