334 11月30日 Ⅰ歴28Ⅱペテ2ミカ5ルカ14
歴代誌第一28章……ダビデはソロモンによる神殿建築において、「強く、雄々しく、事を成し遂げなさい」と激励しました。というのも、ソロモンはダビデの召天が間近だったとき、異母兄アドニヤに王位もろともいのちを狙われる立場にあったからです。それはソロモンのいのちが失われること以上に、神さまがダビデに託された神殿建築のみこころが損なわれることを意味していました。それゆえにソロモンは雄々しく立って、アドニヤとその一味に対して容赦なくさばきの剣を振るい、ついには神殿建築を実現させました。これと同じで、私たちは、主が私たちをとおして成し遂げられる御心が実現するために、雄々しく生きつづけなければなりません。
ペテロの手紙第二2章……偽教師は滅びの奴隷です。それは滅びの子であるサタンの奴隷であるということでもありますが、自分自身が地獄に落とされて永遠に滅びる定めにある、ということでもあります。したがって、彼らの約束する自由は偽りであり、彼らの奴隷になったら当然、滅びの奴隷にさせられてしまいます。だから私たちは偽教師、異端・カルトに従ってはならないのです。私たちは自由を得させてくださるお方、キリストによって自由な存在ですから、自由でありつづけるべきです。
ミカ書5章……私たちの主は、だれにも注目されないようなところでお生まれになりました。いと小さい存在から君なるお方を生まれさせてくださるということは、主のみこころでした。このことは、自分など何者でもないと落ち込むことの多いような私たちにとって、慰めとなることではないでしょうか。主は私たちと同じようになってくださったゆえ、そのような私たちの味方となってくださいます。
ルカの福音書14章……24節にわたる食事の場面は、パリサイ人の家でのできごとです。このことから、イエスさまは決してパリサイ人という存在と敵対されていたわけではないことがわかります。このパリサイ人はイエスさまに友好的で、イエスさまのみおしえを受け入れる用意があったようです。イエスさまは彼(ら)に対し、間違った律法主義の愚かさを癒しのわざをもって教えられ、また、神の国における食卓とはどうあるべきかをいくつものたとえをもってお語りになりました。このようにイエスさまは、食卓というものを大事にお用いになりました。私たちも食卓という場所をとおしてイエスさまのみおしえを受けます。信仰を持つ者どうしの食卓、伝道を目的とした食卓を大事にし、そこでイエスさまのみおしえを分かち合えるように祈りましょう。
<祈りの課題>私たちを取り囲む偽教師たちを見分ける目が与えられ、彼らから遠ざかれるように。
コメント
コメントを投稿