314 11月10日 Ⅱ列23ヘブ5ヨエ2詩142
列王記第二23章……ヨシヤの宗教改革は徹底したものでした。彼が主の宮をきよめるためにどれほどのことをしたかが、実に多くの紙面を割いて記述されています。しかし、主はなおもマナセのゆえに国と民族に注がれた怒りを撤回されませんでした。やはりこの国は滅亡に向かっていました。しかし、ヨシヤのしたことは意味がないことではありません。ヨシヤの治世下においては間違いなく、ユダの民は幸福でした。私たちもこの世界が滅亡に向かっていることを知っていますが、だからといって何もしないようではいけません。私たちは今日、目の前の偶像礼拝と貪りを除き去り、主が統べ治める神の国を少しでも拡大してまいりたいものです。
ヘブル人への手紙5章……キリストが永遠の救いの源であるというのは、9節のみことばによれば、キリストに従うすべての人にとってです。永遠の救いの条件は、キリストに従う、ということです。キリストの救いはキリストに従っていない人にも臨んでいると考えてはなりません。私たちはそれゆえにキリストを宣べ伝え、人々の前にキリストに従順である生き方を示していくのです。
ヨエル書2章……世の終わりは主が怒りをもって臨まれる時です。それが臨むときに耐えられるものはだれもいません。しかしそのような中にあって、主は私たちも含め、人々がご自身に立ち帰るように救いというものを備えてくださいました。私たちが心から悔い改めるならば、主は私たちを赦し、私たちを受け入れてくださいます。私たちはその恵みの中にいま生きています。
詩篇142篇……主は私たちに、ご自身に向かって「叫ぶ」祈りを求めていらっしゃいます。私たちは「叫ぶ」ほど主を慕い求めていますでしょうか。私たちは自分の心に目を向けてみるとき、自分たちがほんとうはとても傷ついていて、孤独であることに気づかされるものです。しかし主は私たちを捨てて孤児にはなさいません。私たちの叫ぶ祈りに応えてくださり、私たちとともにいてくださり、傷をいやしてくださいます。
<祈りの課題>この世界からさらに多くの人が選ばれ、キリストを信じ受け入れますように。
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