302 10月29日 Ⅱ列10Ⅱテモ1ホセ2詩119:97-120

列王記第二10章……エフーは主による聖別のわざを取り行なったという点においては、よくやりました。主ご自身もそのこと自体は評価してくださいました。しかしエフーは、ヤロブアム以来の金の子牛礼拝から離れることはありませんでした。ゆえに、ヤロブアム自身の罪であり、北イスラエルが宿痾のごとく抱えていた罪から離れることはなかったのでした。私たちは目に見えるところで従順を果たしているからと満足していてはなりません。私たちがなお後生大事に取っておいている偶像(むさぼり)があるならば、そこから離れさせていただくように祈って取り組む必要があります。

テモテへの手紙第二1章……13節に注目します。私たちクリスチャンの歩みは、信仰と愛の歩みです。信仰を働かせて、神と人への愛を実践する歩みです。その歩みをするために、健全なことばなるみことばを手本とする必要があるのですが、その手本となるみことばは、パウロがテモテに伝授したように、霊的なリーダーが後学に授けるものです。私たちクリスチャンにとっての成長とは、後に続く人たちが信仰と愛という点において霊的に成長するため、手本となることです。

ホセア書2章……人は神さまに対してあまりに恩知らずです。神さまは私たちを愛されるゆえにあらゆる恵みをくださっているというのに、その恵みがあたかも偶像の神々から来ているように信じ振る舞い、神さまを無視するゆえです。そのことをほかならぬ主の民がしたのでした。私たちはどうでしょうか? 私たちは何をしても赦されるからと、主を無視して貪りという名の偶像礼拝に身を焦がしてはいないでしょうか?

詩篇119篇97節~120節……みことばは人を賢くします。私たちは師匠や年長者に教えられますが、人を賢くするのは究極的には、人間どうしの上下関係によるものではありません。私たちは人を師とするのではなく、キリストを師として歩み、キリストの御口から出るひとつひとつのことばによって賢くなります。今日もみことばをお読みして知恵が増し加えられたことに感謝しましょう。

<祈りの課題>後に続く兄弟姉妹にとって信仰と愛の手本となることができますように、私を成長させてください。

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