301 10月28日 Ⅱ列9Ⅰテモ6ホセ1詩119:73-96

列王記第二9章……主は侮られるお方ではありません。主から偶像の神々に民心を向けた者は、北イスラエルの王であろうと南ユダの王であろうと、滅ぼされました。さらに、そのように民心を偶像に向けた黒幕であったイゼベルも、悲惨な死に方をして滅ぼされました。私たちは偶像の支配するようなこの時代において、主から託されたみことばを語るべく召された者たちですが、この苦しみばかりの世において、しかし主は私たちを苦しめる者たちに相応のさばきを下してくださいます。このことを私たちは忘れずに、今日の働きに忍耐してまいりたいものです。

テモテへの手紙第一6章……金銭とは「持つ」ことで価値を覚える「愛する対象」となってはなりません。金銭とは「施す」ために用いるものです。そのためには、金銭を「手離す」ことを学ばなければなりません。金銭をどこに用いることを主が願っていらっしゃるか、すなわち、だれに対して施すべきか、私たちはつねに主のお導きに敏感になり、いつでも持っているものを手離す備えができている必要があります。

ホセア書1章……ホセアが結婚することを主から命じられた女性は、子持ちの姦淫の女性でした。そのような女性を妻として引き取るということは、主の働き人として原則に反することでしたが、そもそも、主にお従いすることこそ最大の原則であった主の民が現に主に背いていたゆえ、このようにホセアは結婚という、主の民としての至上の行動によって、背信の主の民を赦し受け入れる主の愛を現したのでした。私たちにこのような真似ができるでしょうか? しかし、主はこのようにして私たち罪人に愛を示し、また、ホセアに命じられたように、私たちも罪人の罪をイエスさまの十字架の赦しのゆえに覆う者となることを願っていらっしゃいます。

詩篇119篇73節~96節……私たちが手にしているみことばというものは、世界が創造される前から主が天において定めていらっしゃったとおりのものです。私たちはこのみことばをお読みし、学ぶことで、主の永遠の真理を学ぶことができ、また、このみことばに聴き従うことにより、永遠の天の御国の民としてふさわしく生きる者となります。

<祈りの課題>私たちがいつでも、後生大事に握りしめているものを、主のご命令とあらば手離すことができますように。

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