294 10月21日 Ⅱ列2Ⅱテサ2ダニ6詩112-113
列王記第二2章……主がエリシャに、エリヤの2倍の分の霊の分け前を与えられることをよしとされたのは、エリシャがエリヤのもとを離れず、エリヤの地上の生涯を最後まで見届けたからでした。私たちは聖書のみことばを読むとき、その模範となる人物の生涯を最後まで見届けて、その人物に主が働かれた霊的遺産を受け継ぐことができます。また、昇天というと、のちに世に来られるイエスさまの昇天をほうふつとさせます。私たちはイエスさまにみそば近く寄り添うことで、どれほど多くのことを学び、また、どれほど霊的な力をいただくことでしょうか。主が私たちとともにおられるのは確かなことですが、私たちもまた、主に近づく必要があります。
テサロニケ人への手紙第二2章……私たちはこの世界を生きていると、世の終わりのしるし、特に、反キリストの出現と思しき者を目撃します。しかし、私たちが覚えておくべきことは、その者の活動は充分に行きわたらないように主ご自身がとどめていらっしゃるということ、また、その者が出現しても、主ご自身が滅ぼしてくださる、ということです。私たち主につく者たちは、そのような者の出現におびえてはなりません。主に拠り頼みましょう。
ダニエル書6章……私たちは主を信じ、主にお従いしているというまさにそのことのゆえに、この世界においては迫害を受けます。しかし、主は私たちのことをお守りくださり、ついにはご自身のご栄光を顕してくださいます。私たちはどのような目にあおうとも信仰を曲げてはなりません。そのような中にあっても信仰を守り抜くならば、主ご自身がお守りくださり、その御業をとおして、迫害を加えるような人々にもご自身の栄光を現してくださいます。
詩篇112篇~113篇……113篇9節。子のいない女が子を持って喜ぶ母となる、ということは、赤ちゃんを出産するということにかぎりません。姉妹たちは伝道と養育を実践することによって、霊的な子どもの母親になることができます。そのようにしてイエスさまの父の家、祈りの家なる教会という、聖徒の交わり、地上に実現した天国の中に住まうものとなります。願わくは私たちすべての所属する教会が、そのような弟子訓練を志向する教会となりますように。
<祈りの課題>イエスさまを信じているゆえに、家族や職場、学校で迫害にあっている兄弟姉妹が守られ、ついには主のご栄光がみなの前であらわされますように。
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