276 10月3日 Ⅰ列6エペ3エゼ36詩86

列王記第一6章……ソロモンは神殿を建てるにあたって、建材を石切り場で完全に仕上げた状態で、それを現場で組み合わせて建て上げるばかりにし、現場には鉄の道具の音が一切聞こえないようにしました。神殿が建て上げられるということは、実に静かで厳かなことです。私たち主の民は主の神殿、聖霊の宮です。私たちの交わりは、人間的な騒々しさに満ちているようではいけません。ともに御霊に満たされて主の御前に進み出ることにより、私たちは主の宮として建て上げられますが、そこには人間の権勢や能力が及んではなりません。

エペソ人への手紙3章……パウロは、自分が福音に仕える人となったのは、キリストの測り知れない富を「すべての人に」明らかにするためであると語ります。聖書のみことばは、キリストという富がすべての人に明らかになるために神さまがお取りになった、ただひとつの手段です。それゆえ私たちは、聖書のことばを学び、人々に宣べ伝えるのです。

エゼキエル書36章……神の民が回復されるのは、この民がほかの民族に比べて特別に優れているからではありません。彼らもまた、神の御前に罪を犯し、みこころをいたく損なっていました。しかし神さまは、ご自身の栄光にかけて御民を回復させてくださいます。ゆえに、私たち主の民が誇るべきは自分自身ではありません。どこまでも神さまを誇るべきです。

詩篇86篇……私たちが苦しむとき、主に祈り求めるのは、主が並ぶ者なき大いなるお方であり、民が苦しむときに救ってくださるお方であることを知り、信じているからです。このことを心から知って信じるには、普段からどれほどみことばをお読みし、お祈りして、主との深い交わりを保っている必要があることでしょうか。主は、そのようにご自身に拠り頼む者のことを、必ず苦しみから救ってくださいます。

<祈りの課題>私たちが聖書を深く学び、人々に聖書のみことばを伝える者となりますように。

コメント

このブログの人気の投稿

210 7月29日 士12使16エレ25マコ11

365 12月31日 Ⅱ歴36黙22マラ4ヨハ21

361 12月27日 Ⅱ歴32黙18ゼカ14ヨハ17