231 8月19日 Ⅰサム11ロマ9エレ48詩25

サムエル記第一11章……サウルは戦うべき相手をよくわきまえていました。主がヤベシュ・ギルアデに対して勝利をもたらしてくださったことそのものを喜ぶべきで、その戦いにおいてサウルにつかなかった者を処罰すべきではありませんでした。いわば、神の民が敵に勝利するために神さまが用いられた手段である、同士討ちが起こることで、神の栄光が損なわれることがないように配慮したのでした。私たちの戦いは主の栄光のためのもので、悪魔と悪霊を相手としたものであって、間違っても自分たち神の民の内側に戦いの矛先を向けてはなりません。

ローマ人への手紙9章……救いとは、神さまによってあらかじめ選ばれていることです。救いはもはや人間業によるものではありません。私たちがすることは、そこまでの全能の御手をもって選んでおられる神さまや、そのような神学を語る教師たちに対して、文句を言うことではありません。世界が始まる前から自分のことを特別に選んでくださっている神さまに対し、ただ感謝をすることだけです。

エレミヤ書48章……モアブへのさばきの宣告です。モアブへのさばきは、彼らが礼拝していた神ケモシュへのさばきであることが繰り返し述べられています。ここで、彼らモアブがケモシュのゆえに恥を見ることが、イスラエルがベテルのゆえに恥を見たことになぞらえられています。イスラエルはベテルに金の子牛を据え、それを礼拝したことにより、滅亡が始まりました。まことに偶像礼拝は、主の民にであるなしにかかわらず、主が滅亡をもたらされる重大な要因です。

詩篇25篇……私たちは罪人ゆえに罪を犯します。その罪を、世というものはいちいち覚えていて、私たちをその罪に従って攻撃します。しかし、そのようなとき、私たちには、私たちのことを救ってくださる神さまがいらっしゃいます。豊かに罪を赦していただけることを感謝しましょう。

<祈りの課題>神さまの選びに感謝します。

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