222 8月10日 ルツ3-4使28エレ39詩11-12

ルツ記3章~4章……人生経験が豊富なナオミは、ボアズがルツについてことが定まるまで落ち着かないだろうと読んでいました。おそらく、ボアズがルツに取りつづけた一連の行動から、ボアズはルツに気があるのではないかと察したのではないでしょうか。しかし実際のボアズは、自分の欲望のとおりに行動したのではなく(打ち場にはだれもいなかったので、ルツに対してどんなことでもできたにもかかわらず、ルツに指一本触れずに送り出した)、主のみこころどおりに行動しました。そうしてめでたく結婚し、やがてその子孫からダビデが生まれたのでした。おそらく多くの兄弟姉妹が、結婚ということを覚えて祈っておられると思いますが、はやる感情をみことばへの従順により抑えることができるならば幸いです。

使徒の働き28章……私たちがみことばを宣べ伝えるとき、しるしが伴うということはあるものです。そのようなとき、人々はその力を与えてくださったお方である神さまよりも、むしろ私たちのほうに注目し、私たちのことを神のように扱うかもしれません。しかしこのときパウロが粘り強くマルタ島で宣教したように、私たちも表面的な誤解をものともせずに、みことばを語りつづけてまいりたいものです。もし、みことばを聞く人たちが、私たちを霊的な存在とみなしてくれるならば、それは宣教するにあたって大きなプラスとなるはずです。

エレミヤ書39章……ついにユダはバビロンの手に陥落し、エレミヤを通して語られた警告のことばは実現しました。このことでエレミヤもまた、いのちが危険にさらされることになりましたが、主ご自身がエレミヤに対して、ご自身への信頼の報酬としていのちを戦利品として与えると約束してくださいました。みことばはこの世界にわざわいが臨むことを予告し、そのわざわいは私たちにも例外なく臨みますが、私たちはそのような中にあっても守っていただくべく、主の御名に信頼してまいりたいものです。

詩篇11篇~12篇……主は正しい者も悪者も「調べられる」お方です。私たち人間の言動はことごとく、主に見通され、調べられています。私たちがふと思ったことも、つい口にしたことも、何もかもです。私たち人間がそのような存在であり、主の御前から逃げ出すことができないならば、いっそのこと、私たちのほうからつねに主にお近づきし、主の御前に徹底して生きることを選択してはいかがでしょうか。主はそのような積極的な生き方を喜んでくださいます。

<祈りの課題>結婚を祈り求めている兄弟姉妹がみこころの人に出会えますように。

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