218 8月6日 士20使24エレ34詩5-6

士師記20章……イスラエル民族の中の悲惨な内戦の様子です。これはベニヤミン族に対するさばきのゆえということができますが、このようなことが起こったのは元をたどれば、イスラエル全体が、それぞれ自分の目にかなう好き勝手なことを行なっていたことに起因します。サタンの方法は、主にあってひとつであるべき神の民に罪を犯させ、その罪の取り扱いをめぐって不和と分裂と争いを生じさせ、もはや神の御前で民がひとつになれないようにさせることです。私たちはそのような策略から自由になり、罪はどんな罪でも悔い改め、民が主の御前にひとつになれるように祈り、努める必要があります。

使徒の働き24章……フェリクスとその妻は、キリストを信じ受け入れる機会が与えられていました。しかし、パウロが正義と節制と来るべきさばきを含め、ストレートにみことばを語ると、フェリクスはそれ以上パウロから伝道されることを拒みました。これは、聴く側の問題でした。結果としてフェリクスはイエスさまを受け入れませんでしたが、パウロはそれでも伝道を全うしました。伝道における成功はイエスさまを信じさせることではありません。聖霊の力によってキリストを伝えることさえできれば、伝道は成功なのです。

エレミヤ書34章……ゼデキヤとユダの家は、一度は主を恐れて従順の実践を誓っても、いざとなるとその決定を翻しました。その裏切りに対する主の怒りは極めて激しいものでした。私たちの主は侮られるお方ではありません。私たちは従順を願うならば、最後までその道を曲げずに歩むことができるように、主の助けを徹底していただいていく必要があります。

詩篇5篇~6篇……私たちは泣くほどうめき、衰えることもあります。しかし、神さまはそのような私たちの、声にならない声を聞いてくださいます。私たちがどのような状況に陥っても倒れて起き上がれなくなることがないのは、主が、私たちが何によって傷つき衰えているかをよくご存じで、それに従ってみわざを行われ、私たちを立ち上がらせてくださるからです。いま、私たちが悩みの中にいるならば、ためらうことなく主に叫びましょう。

<祈りの課題>私たちが主の御前に決心することを、最後までやり遂げる力を主が与えてくださいますように。

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