165 6月14日 申19詩106イザ46黙16

申命記19章……のがれの地が制定された理由は、ただでさえ流された血に無意味な復讐を加えてはならないためです。不可抗力によって死ぬことと故意によって殺されることとは、しっかり区別しなければなりません。だれでも、人によって血を流されることは耐え難いものですが、主はそのような過失をしてしまった人のこともケアするようにというみこころを、イスラエルの信仰共同体に対して示していらっしゃいます。故意でなくて人を傷つけてしまった人を過度に責めることは、主の願っておられることではありません。

詩篇106篇……主の民は主に救っていただいた存在であるにもかかわらず、何度となく主に逆らい、主ではないものを神としました。主はそのたびに、民に懲らしめの御手を伸ばされましたが、民がその苦しみのゆえに主に叫ぶと、主は彼らの苦しみに目を留めてくださいました。私たちも主に対する忘恩の行いにとどまるなら、懲らしめの御手は臨み、私たちもまた苦しみます。しかし、私たちはそのとき、主に叫ぶという道が残されているゆえに、幸いです。

イザヤ書46章……偶像の神々は、せいぜい家畜の背中に運ばれて動くぐらいのもので、間違っても私たちのことを背負ってくれたりはしません。私たちのことを背負ってくださり、いのちの道へと導いてくださるのは、私たちを創造し、救ってくださり、今もなおともに歩んでくださる、まことの主なる神さまだけです。

ヨハネの黙示録16章……7つの鉢のさばきです。出エジプトに際して、主がエジプトを打たれた十の災害に似ています。しかし、そのときにもファラオの心がかたくなになったように、地に住む者たちはこのわざわいを下される創造主に立ち帰り、その御名をほめたたえるどころか、かえって御名を冒瀆します。罪人がそのように歩むしかなく、ついには滅びるとはなんとも哀れな話ですが、そのような中から一人でも救われるように、私たちは祈ってみことばを伝える必要があります。

<祈りの課題>私たちの周りの、キリストに敵対する歩みをしている人たちが一刻も早く悔い改め、神さまの民となりますように。

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