161 6月10日 申15詩102イザ42黙12

申命記15章……この箇所をお読みすると、弱い立場にある人に対して好き勝手なことをするのが当然と見なされるような人間の社会で、主はどれほど、奴隷や貧しい同胞のような弱い立場の人に目を留められ、そのような彼らが充分に養われるように、自由を享受できるように、イスラエルの民を動かしていらっしゃるかを見ることができます。まことの主の民の旗印は、リッチになることのような現世利益的なものではなく、弱い立場にある人を助けることで主のみこころを成し遂げることにあります。

詩篇102篇……苦しむ者は渾身の力を込めて主に叫びますが、その人は絶望してはいません。なぜならば、主がそのような者の祈りをないがしろにされることはないことを知って祈っているからです。私たちも時に大いなる苦しみを体験することがありますが、私たちのすることは絶望ではなく、主にお祈りすることです。

イザヤ書42章……イエスさまが来られるという預言ですが、この中で「あなたを民の契約として」というみことばに注目します。神さまとの契約というものは、私たちが自分の意志で「契約書」の類をすべて読んで理解したうえで、神さまと締結したものではありません。イエスさまが結んでくださったのです。私たちがイエスさまを信じ受け入れるならば、私たちはイエスさまという契約のゆえに、神さまと契約を結んだ存在とみなしていただけるのです。

ヨハネの黙示録12章……主にある兄弟姉妹の勝利が宣言されています。勝利した理由は、子羊の血(信仰)と、自分たちの証ししたことば(従順)のゆえであると語ります。私たちは信仰のゆえに救われ、その救いのすばらしさを日々体験して、人々にその生き方をもって具体的に宣べ伝えます。そのような者が終わりの日に大いなる報いをいただきます。

<祈りの課題>私たちが今日、苦しみから解放されて主のみこころを行えるように、祈りに集中することができますように。

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