158 6月7日 申11詩95-96イザ39黙9

申命記11章……砂漠のエジプトと異なり、潤沢なカナンにおいては、作物を手に入れるのもはるかに楽であり、それは主の大いなる恵みによることです。しかし、それが主の恵みであることを忘れ、安逸をむさぼってほかの神々に心が奪われるならば、主はイスラエルの民に与えられるその自然の恵みを閉ざされると語られました。私たちが今体験しているあらゆるよいことは、主の恵みであるゆえに、つねに主との交わりを保ち、主に感謝をささげつづける必要があります。

詩篇95篇~96篇……主は地上の民族としてのイスラエルだけの神さまではありません。世界のすべての民の中から召された者はみな、主をほめたたえるべく御前に導かれます。私たち日本の兄弟姉妹も、そのようにともに主の御前に導き出された民であることを、主に感謝しましょう。

イザヤ書39章……ヒゼキヤが誇りとしたものは神さまではなく、王室が蓄えてきた財宝でした。そのコレクションをバビロンに対して誇ったことは、のちの日のユダの破滅につながりました。このことをヒゼキヤに告げたイザヤの気持ちはどうだったでしょうか。しかしイザヤは、言うべきことを言わなければなりませんでした。私たちの生きているこの世界も、神さまよりも富を誇りとする者たちが、その誇りにふさわしい最期を迎えようとしています。そのような者たちに対して私たちは、その破滅的な最期、しかしそこから救い出してくださる神さまの恵みを語らなければなりません。

ヨハネの黙示録9章……滅びに定められている者は、いかなる苦難にあったとしても、自分たちの行なっている偶像礼拝、殺人、魔術、淫らな行いを悔い改めないと、みことばは語ります。これだけ苦しんでもなお主に立ち帰ることをしないとは、なんと不幸なことでしょうか。私たちは、この終末のさばきが降る前に主を信じ受け入れることができた恵みに感謝すべきですし、終わりの日が来る前に一人でも多く、私たちの周りの愛する人々がイエスさまを信じて救われるように、祈り、みことばを伝える者となりたいものです。

<祈りの課題>私たちが少しでも機会を生かし、イエスさまを宣べ伝える者となりますように。

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