143 5月23日 民32詩77イザ24Ⅰヨハ2
民数記32章……モーセは、ガド族とルベン族がヨルダン川の東側に領地を得ようとする動機をしっかり問い、彼らこそがヨルダン川を渡ってカナンに攻め込む先頭に立つという確約を引き出しました。ガド族とルベン族もイスラエルの一員として、カナン征服のためにともに戦う必要があり、土地の取得はそれからの話でした。主の民において警戒しなければならないことは、もっともらしい理屈が通って、いちばん大事にされなければならないこと、すなわち、主のみこころに聴き従うことがおろそかにされることです。
詩篇77篇……私たちはときに、神さまがまるで自分のことを忘れてしまわれたのではないかと不安に陥るものです。しかし、そのようなとき、私たちはすることがあります。それは、神さまがこれまでの間、ずっと自分に愛のみわざを成しつづけてくださったということに心を留めることです。神さまは変わることがありません。かつてみわざを行なってくださった神さまは、これからも変わらずにみわざを行なってくださいます。
イザヤ書24章……終わりの日に主の御名がほめたたえられるという預言ですが、そのような中でイザヤは、だめだ、悲しい、と、主に背を向けた者たちの破滅を嘆き悲しんでいます。これは私たちの持つべき態度ではないでしょうか? 私たちは自分たちさえ救われればいいという態度ではいけません。この地の者たちに臨む悲惨さに対し、主がどんなに心を痛めておられるか、その痛みを思い、心を痛めつつとりなして祈ることが求められています。
ヨハネの手紙第一2章……私たちが罪を犯したとしても、御父の御前にてイエスさまがとりなしてくださいます。しかし、みことばが求めていることはあくまで、私たちが罪を犯さないようになることです。そのためにも、私たちは主の恵みの中で主のご命令を積極的に守らせていただくのであり、そのようにして神をますます知る営みをするのです。
<祈りの課題>落ち込んで神さまを見失っている兄弟姉妹が、主の恵みに気づき、早く信仰を回復しますように。
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