137 5月17日 民26詩69イザ16Ⅰペテ4

民数記26章……59節に注目しましょう。系図の中に「ヨケベデ」の名が登場します。彼女はモーセの母親でしたが、公式的な立場は、エジプトの王女の養子とされたモーセの「乳母」でした。しかし聖書の記述から、ヨケベデはモーセ(そしてアロンとミリアム)を、イスラエルの神に対する信仰をもって育てたことが垣間見えます。私たちもクリスチャン・ホームを形成するにあたって、子どもは自分の持ち物ではなく、神さまに託されて信仰の教育を施す存在であることを肝に銘じる必要があります。

詩篇69篇……時に私たちは、神さまに祈れば祈るほど、それがわが身の苦しみとなって返ってくるような体験をしないでしょうか。この詩におけるダビデもまさにそのような苦しみの中にありました。しかし、ダビデがその苦しみのゆえに祈らないという選択をしなかったように、私たちも、どんなことがあっても祈ることをやめてはなりません。主は必ず、私たちの祈りを聞いてくださり、私たちに平安と希望を与えてくださいます。

イザヤ書16章……主に敵対するモアブが、悲惨な結末を迎えることが預言されています。注目すべきは、彼らモアブが高き所で疲れ果てるまで祈っても、何にもならないと語られていることです。主に敵対する者はいかなる宗教行為に没頭しても、その願いがかなえられることはありません。そのような中で主は、子羊(イエスさま)が王座に就く王国をご自身の国に実現されることを語られました。私たちの王はイエスさまだけで、偶像の神、まことの創造主に敵対する存在では決してありません。

ペテロの手紙第一4章……私たちは、いま生きているこの世界が「万物の終わり」であることをきちんと意識していますでしょうか? この世界には、万物の終わりにふさわしいあらゆるけがれた文化、けがれた様相が存在し、私たちを取り囲んでいますが、私たちクリスチャンの兄弟姉妹のすることは、それらのものからきよく守られるべく祈りに専念し、互いがそのような文化の中において、むしろ愛を実践することでキリストを実現できるように、愛し合い、祈り合うことです。

<祈りの課題>私たち兄弟姉妹がこの世界の闇の文化に一線を引き、この世界から愛する隣人が救われるように、名前を挙げて祈りましょう。

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