130 5月10日 民19詩56-57イザ8:1-9:7ヤコ2

民数記19章……死人に触れる者はけがれるゆえに、主の規定にしたがってきよめられる必要がありましたが、注目すべきは、13節にあるとおり、死人に触れるということは、すなわち死んだ人間のたましいに触れるということです。死体は単なる物体ではありません。これが聖書の価値観です。また、それゆえに死体の納められた「墓」というものが大事になってきます。イエスさまが復活されたのは、お墓からでした。

詩篇56篇~57篇……暁を呼び覚ましたい、このような雄大な祈りをささげたダビデは、目下サウルから逃れて暗闇の洞窟の中にいて、暗黒の日々を過ごしていました。彼は苦闘の毎日を過ごしていましたが、それでも投げ出すことがなかったのは、主がダビデに暗闇の果ての暁を与えてくださると確信していたからでした。私たちも、いま先が見えないように思えても、必ず主はそのときを過ぎ去らせてくださり、人生を明るく照らしてくださいます。

イザヤ書8章1節~9章7節……大いなるさばきが予告された後の預言は、救い主が赤ちゃんとしてこの地にお生まれになるという、希望に満ちたメッセージです。私たちがこの世界で苦難にあうのは、神を神としない罪の中を生きるからです。しかし神さまは、イエスさまのゆえにそのさばきを過ぎ去らせてくださいます。

ヤコブの手紙2章……私たちは主の御前では貧しい出自であるにもかかわらず、罪深いことに、たとえ教会のような、すべての人が主の御前で対等であると説く群れにおいても、お金持ちやこの世の地位のある人を優遇するものです。私たちはいま一度、主の群れは自らの貧しさを主の御前で認め、主におすがりする者たちであることを確かめ、そのうえで人々にふさわしい接し方ができるようにお祈りしたいと思います。

<祈りの課題>先の見えない苦しみの中にある、私たちの周りの人が、イエスさまを知り、イエスさまに希望を見出すことができますように。

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