110 4月20日 レビ24詩31伝7Ⅱテモ3
レビ記24章……シェロミテの息子は、主の御名を汚して罵ったゆえに、イスラエルの共同体から除かれることになりましたが、ほんらい、主の共同体の中において主の御名を汚す人が現れるなど、考えられないことです。しかし彼の場合、もともとがイスラエルではなく、エジプトの社会に生きていて、母親もイスラエル人ではあったもののその影響をいまだに引きずっていたことが推測されます。私たちは主の共同体の中に生きている以上、過去の性質、過去の生活習慣には別れを告げていなければ、主に喜ばれることはありません。
詩篇31篇……人がそしりにあうとき、その人は衰え果てます。まるで死人のようになってしまいます。しかし主は、このような者を御手にうちに包み、救い出してくださいます。敵の攻撃に傷ついた者が祈るなら、主は聞き届けてくださいます。
伝道者の書7章……26節。「神に良しとされる者は女から逃れるが、罪に陥る者は女に捕らえられる。」このように喝破したソロモン自身が、異国から偶像を持ち込んだ女たちによって身を滅ぼし、イスラエルに大きなダメージを与えるに至ったのでした。このことばは、ソロモン自身の失敗の人生から生まれた人生訓であると言えます。多くの妻とそばめを持ったソロモンは、うらやましい存在でも何でもありません。
テモテへの手紙第二3章……終わりの日の特徴は、人が自分のことしか愛さなくなるということに表れます。本来神さまは、お互いを愛するように人を創造され、生かしておられるのに、人はその自己中心の生き方によって、神さまのみこころを損ないます。私たちはそのような人々を、まず避けることが命じられています。
<祈りの課題>すべてのクリスチャンが異性の問題で失敗することから守られますように。
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