093 4月3日 レビ6詩5-6箴21コロ4
レビ記6章……同胞のものを脅し取ったり、盗んだりすることは、神の民という信仰共同体における個人所有の自由を脅かすことであり、それ以上に、律法に違反するゆえに神に罪を犯すことです。しかし、主はその罪を悟らせてくださり、悔い改めに導いてくださいます。主は悔い改める者を必ず赦してくださり、こうして、神の民の共同体は回復されます。
詩篇5篇~6篇……人に不法を行う者、人をことばで傷つける者がなぜさばかれるべきかというと、その者は神に対して罪を犯しているからです。ですから、私怨晴らしの次元で、人に対するさばきが行われるようにと祈るべきではありません。神の正義が成らないことにこそ私たちは怒りを覚えるべきであり、自分のことを傷つける者がさばかれることを祈ることは果たしてみこころにかなっているか、私たちは立ち止まって考える必要がありましょう。
箴言21章……悪しき者のいけにえは忌み嫌われる。悪い人間はしばしば、その悪い言動の免罪符のように、宗教的であろうとします。カルト集団のリーダーなどその最たるものでしょう。そのものは宗教的だとか、敬虔だとか、神がかっているとか、尊敬を集めます。しかし人の目はごまかせても、主の御目にはその者の宗教行為など忌み嫌うべきものです。
コロサイ人への手紙4章……初代教会においては手紙が回覧されていて、ともに使徒の同じ教えを受け、ともに神の民としてキリストの養いをいただき、また、逸脱から守られていました。現代においても同じことで、教団・教派を超えて私たちに聖書があることは大きな恵みです。私たちに意見の相違があるとき、聖書だけを間に置いて話し合ってみることです。そうすれば、私たちの議論は一致に導かれます。
<祈りの課題>世界中の主のからだなる教会が一致し、純粋さが守られますように。
コメント
コメントを投稿