088 3月29日 出40ヨハ19箴16ピリ3
出エジプト記40章……新しい月が始まるということは、モーセが会見の天幕を整えることを主に命じられたように、私たちにとって、主の前に出ていく姿勢を新たにする機会が与えられる、ということです。もうじき4月1日となりますが、新しい月、なお主の御前に献身を新たにしてまいりたいものです。
ヨハネの福音書19章……ユダヤの宗教指導者たちは、総督ピラトの前で「カエサルのほかに私たちに王はありません」と公言しました。それは、神の民の代表者が、ローマに魂を売った瞬間でした。主は、このように世の権力と妥協する道を選ぶ歩み、単なる宗教に堕した歩みを選ぶ者たちを容赦されません。私たちにとって主にお従いすることは、その程度のものなのでしょうか。
箴言16章……知恵は至上のものです。人は黄金(この世の富)を得ようと躍起になりますが、そのようなものを求めるのではなく、知恵を、主のみことばをたえずお読みすることによって身に着けるべきです。そのような者は、主に拠り頼む歩みをするという幸いを見出します。
ピリピ人への手紙3章……獄中にあり、すでに晩年に差し掛かったパウロは、凡人から見ると信仰の完成形のように思えるでしょう。しかしそんな彼にして、まだまだ完全な救いを達成するという目標に向かって歩んでいると告白しました。いわんや私たちは、どれほどその完成に向けた歩みをともにしていかなければならないことでしょうか。
<祈りの課題>私たちの日々の歩み、みことばに聴き従う歩みが、隣人愛という実を結ぶものとなりますように。
コメント
コメントを投稿