062 3月3日 出14ルカ17ヨブ32Ⅱコリ2

出エジプト記14章……イスラエルに求められていたことは、不満の叫びをあげることではなく、黙っていることでした。その中で主はみわざを行われ、エジプトにさばきを下されました。私たちも時に、祈りにおいてことばを連ねることに終始せず、沈黙の中で主を待ち望むことが必要になります。主はそのような中でもみわざを行なってくださいます。

ルカの福音書17章……私たちが神さまに従順にお従いする行動を重ねるのは、当然のことですが、神さまに感謝していただくためでは決してありません。主人のしもべが主人の恵みで職を得ているゆえ、すべきことを粛々と行うのと同じことです。神さまのために働くこととは、隣人に愛を実践することです。感謝してもらうことを前提に奉仕すべきではありません。奉仕するのは当然のことです。むしろ、感謝すべきです。

ヨブ記32章……ほんとうに知恵があり、神さまを恐れるエリフは、年少ということでことばを控えていましたが、彼らの問答が終わったタイミングで語りはじめました。彼はもはや、年少ということを気にせず、心からあふれそうになることばを語るのみでした。このタイミングを備えてくださったのは、神さまのお導きでした。

コリント人への手紙第二2章……教会の中には時に問題が起こり、その問題を起こした人に対する相応の処分が下されることがあります。それはその処分によって、その人が悔い改めるためです。しかしそうなったら、教会のすることは、その人がかつて起こした問題を何かにつけて取り上げて糾弾することではなく、赦すことです。主が「あなたの罪を思い出さない」とおっしゃったように、その問題をもう口にしないことが、教会の取るべき愛の態度です。

<祈りの課題>聖書を持っていない世界のクリスチャンたちに、みことばが届くように。危険を冒してみことばを届けている働き人が守られるように。

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