055 2月24日 出7ルカ10ヨブ24Ⅰコリ11

出エジプト記7章……エジプトは呪法師によるまじないが支配する霊的社会であり、それだけ、秘術が執り行われることの多いものでした。彼らは秘術を使えたゆえに一目置かれ、それ相応の立場が保障されていたわけです。しかし、彼らの力の行使の象徴であった杖は、アロンの杖が変じた蛇に呑み込まれました。世のどんなおどろおどろしい霊的な力も、主の御力の前には敗北するしかなかった瞬間でした。

ルカの福音書10章……私たちは主のために働けたこと、それなりの業績を残せたことを喜ぶ傾向があります。しかし、それはたしかに喜んではいいことにはちがいありませんが、ほんとうに喜ぶべきことは、天に自分の名が記されていることです。それは自分の努力と関係なく、主が主権をもって救いに定めてくださったということであり、真っ先に喜ぶべきことです。

ヨブ記24章……ヨブは、悪者の生態をつぶさに描写し、そのような者も神の主権のもとに生きていることを語ります。彼らが生きることを主がお許しになることは、義を追い求める人にとっては耐えがたく、つらいことです。しかし、ヨブにとってそうだったように、それでも義人の拠り頼むべきお方は、主です。

コリント人への手紙第一11章……教会での食事は、家庭での食事とは根本的に性質を異にします。それは、教会での食事はどこまでも、「自分の養いのために食べるのではなく、他者の養いのために食べる」ということです。パウロはこの文脈で主の晩さん(聖餐)について触れていますが、主の晩さんが自分の宗教的満足のためのものと思ったら大間違いです。主の晩さんは教会が「ともに」養われることが大前提であり、お互いに意識を向けることが必要になります。

<祈りの課題>日本宣教にはまだ多くの働き人を必要としています。ひとりでも多く起こされますように。

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