034 2月3日 創35-36マコ6ヨブ2ロマ6
創世記35章、36章……神さまはヤコブに、新たな地に住むように指示を与えられるにあたって、祭壇を築くように命じられました。すなわち、礼拝を通してご自身と深い関係を持つ場として、その新たな地を定められたわけです。私たちにとりましても、今いるこの地は仮の地、私たちはこの世では寄留者です。しかし、その地に住むように導かれたのは神さまであり、その地にて神さまを礼拝し、神さまと交わりを持つ責任が、私たちにはあります。
マルコの福音書6章……イエスさまは、ご自身についてきた群衆の食事に至るまで責任を取ってくださったお方です。弟子たちは夜になってから彼らを解散させ、村里に食べ物を買いに行かせればよいと考えましたが、男だけで5000人もいる群衆が村里に食べ物を買いに行くとは、いかにも非現実的でした。イエスさまは、ご自身のみことばを求める人に対し、奇跡的な形を用いてでも、肉の糧に至るまで与えてくださいます。
ヨブ記2章……ヨブの友たちは、ヨブのあまりの姿に悲しみを表し、それから7日間も話しかけることをしませんでした。ほんとうに悲しむ人には通り一遍の慰めのことばさえいりません。必要なのは、たとえ無言でいても、ともにいてあげることではないでしょうか。
ローマ人への手紙6章……私たちの罪のからだはキリストともに死に、今生きている私たちのいのちはキリストとともに生きているいのちです。私たちは、罪に従って生きる必要はなく、また、義の生き方、きよい生き方を、必ずできるようになるのです。希望を持って生きていきたいものです。
<祈りの課題>弟子訓練の働きに献身するすべての教会と教職者のために。一部の教職者の心得違いの結果、弟子訓練は教会にカルト化をもたらす悪魔の所業という間違った評価が広まり、この評価を諸教会による聖書的な弟子訓練の実践で覆すのは容易なことではありませんが、諸教会と先生方があきらめずに取り組む力を、主がたえず注ぎつづけてくださいますように。
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