033 2月2日 創34マコ5ヨブ1ロマ5

創世記34章……神の民の娘に手を出したのみならず、わずかな財産さえもすべて奪おうとしたヒビ人は、制裁される必要がありました。しかし、そのためにシメオンとレビの取った行動は、神さまがご自身の民のしるしとして与えられた方法である「割礼」を用いたという点で、きわめて悪辣なものでした。このためにこの兄弟は、ルベンの受け継げなかった長子の権利を、やはり受け継ぐことができなかったのでした。

マルコの福音書5章……人を愛するということは、ときに、自分の多大な財産を犠牲にすることも含みます。このゲラサ人の地の養豚をしていた人も、2000頭もの豚を失いましたが、そうまでしてでも、この男の人から悪霊が出ていき、真人間になることを喜ぶべきでした。ところが彼らはイエスさまを、この地から追い出しました。彼らには愛がなかったゆえに、愛なるイエスさまが理解できなかったのでした。

ヨブ記1章……サタンは意味なく存在しているのではありません。主のみこころにかなう者を試みる権限が、神さまから与えられています。しかしそれでも、それは神さまの定められた制限の中で許されているだけのことで、主はサタンに、人のいのちにまで触れることをお許しになりません。ひどい状況が襲いかかるようなとき、それでも私たちは神さまを信頼して進んでいける者とならせていただきたいものです。

ローマ人への手紙5章……アダムが不従順であったように、私たち人間はみな、神さまに不従順でした。それゆえに、さばきを受けるべき存在でした。しかし、イエスさまの十字架に至るまでの従順は、私たちすべてを義としてくださり、永遠のいのち、まことのいのちを与えてくださいました。

<祈りの課題>今サタンの試みにあって苦しんでいるすべての人のために。試練とともに脱出の道を備えてくださる主の恵みが現れるように。

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