019 1月19日 創20マタ19ネヘ9使19
創世記20章……アブラハムはまたも妻のことで失敗しましたが、このことは、アビメレクの家の胎を開くために祝福を祈るという、主の御業が起こされることにつながりました。このようなことを通してますますアブラハムが祝福の源であることを、主はアブラハムに対して思い起こさせてくださったわけです。私たちも弱さのゆえに失敗する者ですが、主がその弱さを強さに変えてくださる御業を起こされ、人を祝福する者としてくださることを信じ、またそのために用いられるという自覚を持ってまいりたいものです。
マタイの福音書19章……青年はイエスさまに、どんな良いことをすれば永遠のいのちを得られますか、と尋ねましたが、イエスさまは、良いお方の戒めを守りなさい、とおっしゃいました。その戒めが形だけでしか守れていなかった現実を青年は突きつけられ、去っていきましたが、まことの戒めは、「互いに愛し合いなさい」という戒めをもって集約されます。この青年は、イエスさまが人を愛するように愛することができていたならば、このみことばに従順に従おうと悩み、それができない現実をイエスさまの前に悔い改め、恵みにすがったはずで。まことの永遠のいのちはそこから開けてきます。
ネヘミヤ記9章……ここでなされていることは、先祖以来、こんにちに至るまでの罪を告白し、悔い改めることです。主は、ご自身の民が罪を犯すとき、懲らしめられますが、悔い改めるならば何度でも忍耐し、生きる機会を与えてくださいます。私たちも先祖の罪を告白し、今なおこの民が、世界が罪の中にあるゆえに苦難を体験していることを覚え、わが罪として悔い改めることが求められています。
使徒の働き19章……魔術は多くの富をもたらします。その原資となる魔術書にして銀貨5万枚の値打ちがするならば、そこからもたらされた魔術はどれほどのマーケットになるでしょうか。しかし彼らは、たとえこの世の富が得られなくなろうとも、イエスさまによって罪赦され、永遠のいのちを得るために、その生活の元手をすべて焼き捨てました。私たちは主の願われる永遠の道を行くためには、捨てなければならないものがたくさんあります。
<祈りの課題>コロナに翻弄される世界全体にまことの悔い改めが大々的になされるように。
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