011 1月11日 創12マタ11ネヘ1使11
創世記12章……主の召命を受けて踏み出したアブラムは、その祝福をともに生み出す源となるべきサライを手離そうとしても、なお自分の身を守ろうとしました。これはみこころに反したことでした。しかし主はアブラムではなく、サライを召し入れたファラオの宮廷を打たれました。このことにより、アブラムはエジプトにいることが許されなくなり、飢饉の中をさすらうことになったわけですが、これで、アブラムが神さまによって特別に召され、守られた存在であることもまたはっきりしました。
マタイの福音書11章……旧約聖書で預言されたイエスさまのさきがけ、そして、人々にまことの悔い改めを説き、イエスさまへと導いたバプテスマのヨハネにして、イエスさまこそがまことのキリストなのか動揺していました。しかしイエスさまは、ご自身の行われるわざによって信じなさい、と、ヨハネを励まされました(ヨハネ10:38)。しかしイエスさまは、ヨハネに対し、人として最大限の高い評価をしていらっしゃいます。
ネヘミヤ記1章……ネヘミヤは、エルサレム崩壊の知らせを聞いて大きなショックを受け、神さまに祈りました。しかしこのときネヘミヤは、第一にイスラエル、神の民の罪を告白しています。エルサレムを再建してください、という祈り以前に、悔い改めの祈りが優先したのでした。私たちも祈るとき、懇願の祈りよりも優先させるべきは、悔い改めの祈りです。
使徒の働き11章……ついに異邦人にも教会が開かれました。この教会の人々は「キリスト者」という名誉ある呼び名を得て、さらには、困窮した兄弟に援助するということまでしました。異邦人だからと、形成されたばかりだと、恵みを受けるばかりではなかったのでした。彼らはささげることを知っていました。「キリスト者(クリスチャン)」と呼ばれるならば、このような愛のわざの実を結んでしかるべきではないでしょうか。
<祈りの課題>本日成人式を迎える兄弟姉妹のために。
<明日の聖書通読箇所>創13、マタ12、ネヘ2、使12
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